塩酸再利用

濃縮された塩酸は、65〜70℃の温度で電解槽に供給されます。このプロセスでは塩酸循環が陽極室、および、陰極室それぞれに行われます。陽極室には23wt%、陰極室には21wt%の異なる濃度の塩酸を供給します。陽極室で塩素、陰極室で水素が生成されます。17wt%の濃度の淡塩酸が両電極室から排出されます。陽極液は並列接続された陽極室を通って流れ、陰極液は同様に接続された陰極室を通って流れます。固形の不純物はフィルターでろ過され、熱交換器がプロセスの温度を一定に保ちます。17wt%の陰極室循環塩酸の一部が吸収ユニットに送られ、吸収塔ユニット内で塩化水素を吸収し約28wt%に濃縮され、両極室の塩酸循環サイクルに戻されます。

吸収

製品処理

隔膜電解技術のメリット

  • 環境責任を意識した資源の持続的有効活用

  • H 2を生成するので、O 2の必要性はありません(ガス拡散塩酸電解との対比)

  • HCl、Cl 2の市場価格や苛性ソーダの需給変動に左右されないビジネス

  • 塩素の輸送リスクの回避

  • 塩酸の中和や廃棄処分コストゼロ

  • 関連生産プロセスのニーズに幅広く柔軟に適応可能

  • 最適なメンテナンスや増産に容易で柔軟に対応できる電解槽設計

  • 腐食性の高い環境に対する耐久性

  • 実験室での試験でコベストロ社と共同し貢献可能

  • 実績のある信頼の技術