Carbon2Chem®

Carbon2Chem®プロジェクト

製鉄所での生産工程において、CO2の他、窒素、一酸化炭素、その他少量の炭化水素などの排出ガスが大量に発生しています。これらの排出ガスは燃焼させることで、熱エネルギーもしくは電力として製鉄プロセスで使用されていますが、更なるCO2の生成を促す原因にもなります。

化学品の原料に転換

炉頂ガスの組成は通常の化学合成ガスの組成に似ているため、単に電気と熱の発生源とするだけでなく、アンモニア、尿素、メタノールなどの化学品や肥料生産の原料とすることが可能です。

CO2フリーの水素製造

製鉄所のコークス炉から発生するガスからは、化学品製造に必要な量の水素を取り出すことができないため、不足分の水素を追加で生成する必要があります。さらに、温室効果ガスの排出量を大幅に削減するため、CO2を発生させない方法で水素を生成する必要があります。当社のアルカリ水電解技術は、CO2フリーの水素製造を実現する重要な技術です。

当社の水電解技術をCarbon2Chem®プロジェクトに適用

ティッセンクルップグループでは、製鉄所の排出ガスを化学品の原料に転換する技術実証を目的とした、Carbon2Chem®プロジェクトに参画しています。当社では、水電解の技術提供を行っており、水素製造用の2MWの電解設備を導入しています。

  • 製鉄所のガスを化学品の原料に転換

  • 排ガスに付加価値をつける

  • カーボンフリーで追加水素を製造する水電解技術

  • 2 MW 電解槽の導入